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観戦記 PERFECT 2007 最終戦(第11戦) 東京

観戦記 PERFECT 2007 最終戦(第11戦) 東京

ついに最終戦。11試合しか無いということで、今と比べるともう終了?と思ってしまいますね。ランキングは星野はぶっちぎり、岩永もよほどのことがなければ優勝…という状況ですが、最後の試合はどうでしたでしょうか。

※全部見るのは大変なので、気になる試合だけピックアップしています。

Men’s Quarter-Finals 福山芳宏 vs 朝倉聖也

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https://www.youtube.com/watch?v=LySZ679LE9g

朝倉…どこかで聞いたことがある名前だな…と思ったら、朝倉選手って2015にJAPANで大活躍してたあの朝倉プロ!ダーツ歴かなり長いんですね…知らなかった。まずは朝倉vs福山という好カードから見てみたいと思います。

しかし当たり前ですが10年前で若い…。今は落ち着いた感じの朝倉ですがこのときは小生意気な感じがたまんないですねw特徴的なエイミングもこの頃に少し予兆が出ています。

LEG1、R4で上がり目を出したかった福山ですがまさかのノーブル。ところがこれが300という数字に偶然なってラッキー。しかしその150を一発で上がることができず、朝倉に返しで129という厄介な数字を上がられてしまいました。

LEG2、福山の4本スタートに対し朝倉は7本。ここはまくりのチャンスもありそうでしたが、ミス。しかしその後も7本打つなど、得点を確保し、素早く先後逆転。ただプッシュで2本をやってしまったのが痛い。18を開けたのもどうだったのか。ここで差がかなりきわどいものとなりました。そこからはお互い若干はいらない展開が続き、ちょっと停滞したゲームに。そこからなんとか先に抜け出した福山がキープ。

LEG3、福山がかなりリードしていき序盤でキープゲームっぽくなりましたが、16での福山のオーバーに朝倉が返せず、さらに福山がダブルクローズ&加点で一気にブレイクに持っていきました。お見事。

LEG4、後がなくなった朝倉ですが後攻ゼロワンという嫌な状態。なんとか削ってプレッシャーをかけたいが、福山の削りも好調で追いつけない。先に上がり目を出され、107を3本できっちり上がられ、残念。福山の勝利!

 

Men’s Semi-Finals 山田勇樹 vs 福山芳宏

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https://www.youtube.com/watch?v=hwxAwz7D9AA

続いては今回も発生したプロレス…じゃなくて好体格?対決。しかしこの福山のテイクバックはすごく好みですね~。高身長を活かしてまさに打ち下ろしという感じで。

LEG1、福山がブルパーペースで削り、ミスこそ合ったものの136残りで3本。ここで山田は上がり目が出ていないので、上がれずとも52残りにして、きっちり次で上がり。

LEG2は山田の好スタートに対し福山も負けじと反撃。一時は先後逆転まで行くも、痛恨の1マークをやってしまい、そこに山田に8本打ち込まれてゲームエンド。

LEG3は福山が2ラウンド連続でトリプルにあわず、大量リードをされてしまいます。18に7本うち挽回を試みるも、山田もそこからまくられることは許さない。福山もブル粘りを頑張りましたが、20が空いていては、流石に厳しい。

LEG4、山田先行のゼロワンでリーチ状態です。これがかなりの名勝負。お互いダブルハットで迎えたR3、山田がワンブルにたいし福山は3度めのHAT!しかしR4は一投目を外してしまい、仕切り直した二投目も外れ。なんとか20Tで上がり目だけは出せました。が、これが奇しくも174で、お互い174残りという状況に。これを両者上がれず、最後は山田が54を4からいかず、54一発で勝利!

 

Men’s Final 星野光正 vs 山田勇樹

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https://www.youtube.com/watch?v=Fe7tEoyKMnY

さあ再び相まみえたこのカード…名勝負を予感させます。

S1-LEG1、星野の先行ゼロワンですがいきなりすごい展開に。星野は10本連続ブルで144残りの15ダーツトライ、それに対して山田は4HATのブルパートライ!勢いからしてもすんなり上がりそうです。時代ということもありますが、PERFECTの選手でブル精度は星野と山田が他の選手から飛び抜けています。

星野は144を上がれず57残し…に対して山田はブルパートライ51!…を外して30残り。ヒヤヒヤで星野がキープ、と思いきやそれを上がれない星野。これは手痛すぎるミス!

S1-LEG2は山田がスタートをミスるもR2で9本打ち、ナイスカバー。そして星野の返しの7本に対し再び9本!普通ならここで折れてしまうところですが、星野は冷静に7本。しかし山田も勢いを落とさず、ほぼ完封勝利?

の、はずが、何かが狂った。ブルのクローズに失敗し、プッシュもうまくいかない山田。星野は得意のブルでも5本-4本と粘り続け、最後はインブルからの20T-16Tでワンチャンクローズ!後ろで素晴らしい展開にT-Bもニコニコしているのが面白い。自分の所属選手がピンチなのに、ほんとダーツ好きなんだなぁと。これは最終節にして最大の好勝負と言ってもいいと思います。

S1-LEG3、追いかけるものの強み+先行セットのゼロワン。星野は150に対して、山田が前ゲームを引きずり、なんとノーブルスタート。「ピヨった」といっていいレベルです。R2もロートンと弱く、2連HATの星野には足りない。結局山田のトライアまで行かず、星野キープでセット取得!山田は最大のチャンスで自滅してしまったという形に。

S2-LEG1、先程のゼロワンの途中からなんとか持ち直した山田、なんと4連HATでブルパートライ!だが相手は星野。ブルパーこそ無いものの138残しで最大限のプレッシャーをかけます。これが効いたというわけではないでしょうが山田は上がることができず、138を星野が一発で決め、ブレイク!

S2-LEG2、ここをキープで勝利の星野ですが、4本スタートは若干ミス。その後もミスなしと言えばミスなしですが、5本づつしか打てず、山田の9本に逆転。それでもそこから山田のミスで再び星野が逆転するのですが、18を閉じた後の16プッシュがどうかな。いつもの星野なら15に行っていたと思いますが…

そして最後はブル周りの展開ですが、今度は逆に山田がブルで粘る。星野が優勝を前にしてブルに入らない…結果、最後1本でブルには2本必要な場面、トライして負けてしまいました…。ここをトライするなら15のところでトライすべきだったでしょうね。プッシュができるのにインブル狙いは流石に無謀。

S2-LEG3、山田先行のゼロワン。キープで縺れ込めるが、星野相手にゼロワンはどうか。ところが、ここで星野が乱れる。1本目をブルの上につけてしまい、R1をノーブルからスタートし、山田に大差。その後もミスを連発し、山田が余裕の勝利。勝負は採集セットへ!

S3はコークから。二人のダーツはアゲインになったが、審判、ダーツ抜いてる!いいのかこれ。しかし誰も指摘することはなく、2回めのコークで星野先行。

S3-LEG1、星野、180スタート!ビッグラウンド!これに対して山田は4本しか返せず。山田は得意の18ベッドなどで差を縮めますが、その返しに星野はホワイトホース!その後星野にもミスはありましたが、山田が付け込めずにそのまま星野逃げ切り。

S3-LEG2、もう落とせない山田の先行、7本スタートの山田に対して星野は19ベッド!そこからは壮絶な撃ち合いになり、お互い7本の応酬。ただしれでも18をキープする山田に対し、星野はじわじわ追い込まれる。そして残すところ、ブルのみ…。

ここで再び、奇跡が。

3本で閉めれば勝ちだった山田が3本目を外してしまう。そして星野の前には十分オーバーのできる点差と、ブルと、18エリアのみ。最終戦、優勝は星野!

 

Women’s Final 宮本奈実 vs 岩永美保

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https://www.youtube.com/watch?v=RSSXuXJcSFA

女子決勝はもっちvsMIHO。ここで勝敗関係なく岩永の総合優勝は決定していますが、1位2位対決ということで、意地を見せたい宮本。

LEG1、宮本のダーツがフライトに弾かれるアンラッキーからスタートしましたが、なんとか先トライ。ただし155ですので、ブルが2回使えないきついパターン。これを20T-Bとトライまで持っていったのは立派といえます。結果的には上がれずでしたが、岩永のミスもあり、なんやかんやあって(当時の女子なので…)宮本の勝利!

LEG2はクリケ。岩永の5本-5本に対し宮本は6本-6本と同等の戦い。20を6本からの19閉めで岩永有利と思いましたが、勝負というのはなかなかわからないものですね。宮本が17ベッドから競り合いになり、ブルを閉めることができなかった岩永に対して4本。そしてそのままブルまくりで2連勝!

LEG3、宮本が先行クリケを勝てば3タテ勝利。5本スタートと幸先良し。しかし岩永も猛追し、中盤はリードする展開に持ち込みます。しかし16で逆転され15をオープンできなかったのが致命傷。宮永のオープン+プッシュをさせてしまい、ゲーム終了。総合2位の宮本が総合1位の岩永を打ち破り、意地の優勝を見せました!

 

PERFECT 2007 最終戦 東京 感想

最終試合にして最高の名試合がきてしまいました。
もちろん年間チャンピオンはぶっちぎりで星野に決定済みだったわけですが、それでもここまでの勝利の執念で、
もうだめだと思うようなシーンを何度もはねのけて優勝を引き寄せた星野のプロ根性に素直に感動です!