観戦記-PERFECT

観戦記 PERFECT 2007 第10戦 宮城

投稿日:2016年11月28日 更新日:

観戦記 PERFECT 2007 第10戦 宮城

さてそろそろPERFECTの開催も10回目という節目です今回も面白いカードが多いのでうれしいですね。ランキング争い的には星野独走ですが、まあ後追い観戦記なのでそのへんはどのみち楽しめないのでいいか。

※全部見るのは大変なので、気になる試合だけピックアップしています。

Men's Singles Round-2 山田勇樹 vs 浅田斉吾

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https://www.youtube.com/watch?v=QVz0gs2Ch9k

今ではもうおなじみの山田vs浅田と言う対決ですが、Pの動画になっているのはこれが最初かな。やはりこの頃の浅田は万人受けするきれいなフォームでまた面白い。ただ手のひらをきっちり左に向けて落とす、というフォロースルーの部分は今と同じなんですね。そして後ろで浅田兄が見守っているのが心強い。

LEG1は問題なく浅田のキープ。

LEG2、山田の好スタート。前回に続き、山田はクリケの最初の20が合いますね…しかし浅田もこれに対して18ベッドからのまくりを目指します。プッシュが少し足りない状況でR3、浅田は17T6本から20Tも、ミス。ここが入っていれば。R4の浅田の選択がどうだったのかな。1本でスタンスを取り直して20を閉めに行きましたが、ミス。

次のラウンドは17ノーマーク…。横ずれが殆ど無い今の浅田と比べるとやはりまだまだという感じ。これで気持ちが切れたのか、次も16狙いでノーマーク。山田もお付き合いして2本を投げてしまいますが、ここでゲームは終了ですね。

LEG3、切り替えて行きたい浅田、先行のクリケット。5本スタート同士からの2R、1投目を外すもそこから20T、19Tと入りリードを広げます。更に3Rでは18Tを一本で閉めたのですが、ここがまた面白い。リードもある程度あるのに、二本残りで17Tではなく20Tにプッシュしました。

17,16が前LEGで合ってなかったからでしょうか。まあその選択肢が特にゲームに影響することもなく、リードを保ち浅田キープ。

LEG4、山田先行の501。HATスタートと好調ですが、浅田も削りが早い。しかしどちらもファーストトライを決められず、山田が104を2本でを決めて勝利。

LEG5はコークから。山田がど真ん中に入れて先行スタート。ゲームはクリケットです。今までの山田は20Tにガンガン入れてスタートをしたイメージですが、1投目が上につけてしまったからか、
1本スタート。そして20を浅田に奪われてしまい、早々に先後が逆転。とは言え浅田もそのまま19を素直に閉められず、プッシュも弱い。まだまだ山田にも挽回のチャンスがあり、17まわりで再び逆転します。19も持っていたので山田がかなり有利なうえ、なんと次のラウンドが山田のホワイトホース!T-Bが見ていたらこれは確実に「ビッグラウンド!」となったでしょう。

しかしここから山田がごくごく僅かなミス。15を3本使って閉めることができませんでした。その返しで浅田が15ベッド!ギリギリでオーバーして希望をつなぎます。

その返しで山田は動揺したのか?なんと1投目、もう潰れている18に投げてしまいます。

T-B TVに出ていたときも、山田の打ち間違いについては話題が出ていましたが…。結果、この後焦って16狙いが入らずノーマークのラウンドとなってしまい、これが致命傷。浅田が大逆転で次の試合へ駒を進めました。

 

Men's Semi-Finals 星野光正 vs 鹿川久雄

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https://www.youtube.com/watch?v=CeXsR3kGNTs

さて、なるべくこの後追い観戦記では、今ではなかなか見れない色々なプレイヤーの試合を見たいということで、今回は鹿川プロの試合を。現在プロ活動は休止中ですが、ダーツはやっておられるようです。フォーム的には、フォロースルーがかなりきれいで、見るからにうまそうなのが分かる感じ。

LEG1、順調に削っていった鹿川ですが、R5の150残り1本を1にはずしてしまったのがアンラッキー。149残しは上がりづらく、そのまま星野にブレイクを許してしまいました。

LEG2はR2の星野の9本が見事でした。19→17と行った鹿川は18が不得意のようで、実際に18に行ったときもオープンできず。それでも16で意地の7本を見せましたが、そこまで。

LEG3は鹿川先行のクリケ。しかしスタートが3本なのは星野との実力差も感上げればかなり厳しい。なんとがその後もリードを続けますが、18絡みでついに逆転。しかしここから鹿川が粘る粘る。オーバーを繰り返し、ブルまでわからないくらいの展開に。最終的には競り負けましたが、素晴らしい試合を見せてくれたと思います。

 

Men's Final 星野光正 vs 浅田斉吾

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https://www.youtube.com/watch?v=hXkKG8VyNBE

決勝はついにこの組み合わせ!星野vs浅田という、今ではなかなか見られないカード。当時の王者vs未来の王者ですね。自ら拍手で会場を盛り上げようとする星野はさすが。

S1-LEG1、優勝経験ありとは言え星野相手には浅田が緊張気味か、打ててません。それに対し星野はゆうゆうとハットを積み重ね…

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ブルパーフェクト!

会場大盛り上がり。これは浅田に大きくプレッシャーがかかったと思います。

S1-LEG2、浅田はそのせいかはわかりませんがスタートに失敗。後攻の星野に20を奪われます。その後も星野が絶妙にリードを続け、結局浅田のもののはずだった20エリアは星野が陣取ったまま、勝負は決着…。

S2-LEG1、星野先行の701です。先程のブルパーもありこれは浅田に厳しそう。切り替えられるか。浅田はスタートこそハットなものの、以後がいまいち。対する星野はロートンスタートからの全ハットで、15ダーツが狙える数字。139残しを…アウト!こりゃ浅田はどうしょうもない。

S2-LEG2、追い詰められた浅田の先行クリケット。ここを乗り切っても辛いことは事実だが、踏ん張れるか。ここでの浅田は背水の陣で肝が座ったか、5本-7本-6本と会心のスタート。それでも星野がまくりにかけますが、ダーツがぶつかり逸れるなど、イマイチ噛み合わない。そこへ浅田がホワイトホース!決着は次LEGに持ち越されました。

S2-LEG3、再び星野の先行701。圧倒的に星の有利ではあるが、いけるか浅田。

まずR1はこの試合初めての同時HATから。しかし冷静に星野は連続HAT。そしてロートン、HATと、再び15ダーツトライの131残し!

それに対し浅田は222からの1本を外し、で上がり目を出すことができません。これで15ダーツが要らなくなった星野はゆうゆうと投げれます。

しかしここを星野がアウト出来ず、逆に浅田は207を157で50残しにする素晴らしいハイトン!これは星野に対しての最大のプレッシャーになりますね。星野は88残り。微妙に嫌な数字です。これを…19D-50と見事!優勝!

浅田もかなり悔しかったでしょう。試合後も壇上で頭を抱えています。しかしそれでも十分よくやったという内容だと思います…。

 

Women's Final 松本恵 vs 岩永美保

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https://www.youtube.com/watch?v=usG0Mui8T4Q

最後は女子の決勝。ここもなんと、当時の女王vs後の女王の素晴らしいカード。

LEG1、先行の松本がTON、HATと素早い削りを見せ、先にリーチ。アウトこそできませんでしたが、36まで削る岩永のプレッシャーに耐え、55を見事アウト。

LEG2、スタートに失敗した岩永の20を松元が奪い、そのまま逃げ切りで松本ブレイク…でしたが、ブルでかなり粘る岩永もさすが。

LEG3は先後の決めでスタートが少し戸惑いましたが、T-Bが裁定して松本先行。20をいい感じで決め好調にスタートした松本でしたが、18の攻防で岩永にリードを奪わてしまいます。それをなかなか取り返せなかった松本ですが、ギリギリ、15で再逆転!毎ラウンドオーバー試合展開に、見ている方も胃が痛くなるようなくらい。最後はブルで惜しくもオーバーできない岩永への返しに、松本がHATでフィニッシュ!

 

PERFECT 2007 第10戦 宮城 感想

今回の決勝カードは後のPERFECTを考えると感慨深いものとなりましたね。勝ち負けは違えど、どちらもそれぞれ後の王者が片鱗を見せた素晴らしい試合となりました。

 

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