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観戦記 PERFECT 2007 第8戦 愛知

投稿日:2016年11月23日 更新日:

観戦記 PERFECT 2007 第8戦 愛知

さて、今回はダーツ歴1年で優勝という快挙を成し遂げた浅田斉吾に注目しましょう。

※全部見るのは大変なので、気になる試合だけ見ています。

Men's Quarter-Finals 浅田斉吾 vs 宮平誠

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https://www.youtube.com/watch?v=SrJWfxyK4-k

LEG1、まずフォームを見ると、今の浅田とは似ても似つかない、教科書通りのきれいなフォームに驚きますね。強い人はどんなフォームでも強いという感じでしょうか…試合はブル残しをミスるも冷静に45を決めた浅田のキープ。

LEG2は浅田が一度は逆転したものの宮平が巻き返し、15で決定的な状況に。この頃の浅田にはブルでまくる力がまだなく、宮平キープ。

LEG3は収支20をキープした浅田が順当にキープ。ここまで全部キープゲームですね。

LEG4も一進一退の攻防。浅田に118トライが回ってきますが失敗…。ついに全キープゲームで勝負はコークへ。

LEG5、コークは浅田の手首の返しが引っかかってブルの外へ。宮平先行です。浅田の1本スタートにこのゲームは決してしまったか、という感じもしましたが、浅田の執念の16BEDから勝負はもつれる。返しで3本・2本しか打てなかった宮平、オーバーできずに浅田にきわどい逆転を許してしまう。それでも宮平が15からの9本!ビッグラウンドで勝負はほぼ決まり。浅田も返しでブル2本。

…ところが宮平がブルを1本しか打てず。3本目をブルに行ったのは間違いなくミスでした、返しで浅田がトライ!しかしここでも決まらない。宮平は15Tからブルを1本外し、そこからまたブル。そして外し…これは完全なミスです。なにせ15は浅田も2本入れているのでシングルで閉じることができる。かなり楽なワンチャンを作ってしまいました。残念ながら勝負に徹底できなかった宮平の自滅という結果ですね。

 

Men's Semi-Finals 浅田斉吾 vs 大見紀貴

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https://www.youtube.com/watch?v=OgpNtW3HEGU

大見選手は知りませんでしたが、数年前まで活動してた選手のようですね。セットアップが腕を伸ばす感じで面白いです。

LEG1、ブルパーペースで削った大見でしたが意識したかミスがでて、浅田はアレンジでミスが有ったものの無事キープ。

LEG2、途中までは大見の余裕ペースでしたが17,16周りで両者にミスが出てわからなくなる。そして最後、追い込まれた浅田は20の先閉め!これは相手がかなり効いたようですね。20を持っていて相手がブルならかなり安心のところ、20を閉められて動揺したのか大見はブルを閉められず、浅田が返しで逆転!

LEG3、大見後攻のクリケット。1度は逆転するも維持できず、浅田の余裕の勝利!3タテでした。

 

Men's Final 浅田斉吾 vs 福山芳宏

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https://www.youtube.com/watch?v=hGDbYc0fR2E

浅田vs福山ということで、プロレスラー対決のよう…Pがこう言われるのはこの頃からでしょうかw

S1-LEG1、お互い削りは良くてもフィニッシュができない。浅田の36残しのプレッシャーを跳ね除けて福山なんとかキープ。

S1-LEG2、浅田が先行の利、つまり20を確保しながら堅実に進行。要所要所でトリプルに入れ、なおかつだめな時にちゃんとシングルでしめていい感じです。16,15の6本でゲームは終わった感じですね。

S1-LEG3、浅田が後攻で1ブルを2回。福山も上がりでミスりますが…削りをきっちりできていたので逃げ切り。

S2-LEG1、気を取り直して浅田がHATからの好スタート。福山も負けずに食らいつきます。しかし3R、ブルのてっぺんに入れてしまったため、それがじゃまになり浅田ワンブル。そこの返しがロートンだったのが救われましたね。HATだったら次のRで上がり目を出されていた可能性があったわけですが、なんとかこれで先にトライができました。ただ数字は143と厄介。結局上がれず、返しの146を…トライ!が、外すも、そのラッキーを浅田は活かせず。ブレイクされてしまいました…

S2-LEG2、さて福山は優勝リーチの先行クリケット!スタートこそ2本だったものの、2Rで7本。ところが…3Rでノーマークをやってしまいます。これは流石に見逃さない浅田。きっちり先後逆転にしてそのまま勝利!

S2-LEG3、切り替えたい福山ですが、若干引きずっているのか2連続ワンブル。これでは流石に厳しい…。勝負は最終LEGへ。

S3-LEG1、コイントスで先行を得た福山、なんと1マークスタート。これはヤバイと思ったのですが、返しに7,9!
すると浅田も火がついたのか18ベッド!素晴らしい試合です。最終的には福山が勢いをつけて勝利!これは次LEGもブレイク期待か?

S3-LEG2、このゲームも前LEGを引き続きバチバチの打ち合い。なんとか浅田が先行のリードを守り、ギリギリの逃げ切り。

S3-LEG3、さあ、最後の最後までもつれ込みました。ここまで30分以上に渡る死闘を繰り広げていますが、ここがどう合っても最後。まずはコーク。なんと1投目が同ビット!ここまでの試合を表しているかのようです。そして2投目は浅田がインブル!

序盤から激しい競り合いになり、20も潰れて進行していきます。福山がかなりいいダーツを打っていて浅田が追い詰められるも、際どくオーバー、というのを繰り返していつの間にかブルにたどり着きます。そして面白いのは浅田のブル閉めのところ。後2本、オーバーしているにも関わらず安全策でプッシュ。

これは今の浅田だったら殆ど見られないでしょうね。しかしこれが正解だったのも事実です。追いつききれない福山に対し、浅田は落ち着いて次のラウンドにブルを閉め、初出場で初優勝!

 

Women's Final 松本恵 vs 岡田まゆみ

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https://www.youtube.com/watch?v=pbfDf3ldMzY

さて女子決勝はMEG。ちょっとこの回は化粧が濃いかな…w

LEG1、501を先行ハットスタートできたのはでかい。岡田はワンブル3連続で、松元は168もトライせずに削るくらい、余裕の勝利。

LEG2、岡田の4本に対しなんと松元が57-57-60の9本スタート!岡田はプランが狂ったか、18を1マークしかできません。松本がその後も5本、6本を打つなどし、圧倒的なブレイク勝利(ただしブルでかなりもつれた)。
LEG3、松本先行のクリケ。今までの数字だと岡田は厳しい状態。序盤から松本が圧殺…かと思われましたが、岡田も17のベッドで意地を見せます。ただ岡田はオーバーしても相手の数字を閉められない展開が続き、結局ブルまで追い詰められてしまう。3タテで松本恵、今季2勝目!

 

第8戦 愛知 感想

浅田の死闘は素晴らしかったですね。ダーツ歴1年、プロ歴は半年。いくら当時のレベルが…といっても、凄いことです。この接戦を制することができなかった福山はその後、一度も優勝することなく、ダーツの最前線からは姿を消しました。もしこの優勝が逆だったら結果は違っていたのかも…なんて思ってしまいますね。

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