
PERFECT 2017 第11戦 東京
PERFECT2017 第11戦が2017年5月20・21日、ベイアーク平和島にて開催されました。PT100のトーナメントで男子のみの開催となり、エントリー人数は131人。
優勝 浅田斉吾

決勝戦は順当に勝ち上がってきた浅田斉吾vs坐間達哉。坐間選手は優勝したらPERFECTでは初優勝だと思うのですが…最終セットまでもつれ込ませるも、残念ながら一歩及ばず準優勝となりました。初優勝ラッシュが続いていましたが、残念ながら今回は浅田選手がそれを阻んだ形となります。
櫛引譲の健闘
今回の見どころとしては激闘を繰り広げた櫛引選手でした。JAPANでの優勝経験も持っているものの、PERFECTに移籍してからは思うように結果が出ていませんでしたが、ようやく上がってきたという感じです。

ベスト8では谷内太郎選手とフルレグもつれ込む戦いを制してベスト4へ進出。

しかし立ちはだかるは浅田斉吾。流石に厳しいか…という観戦者の予想を覆しかける激戦となりました。フルレグまでもつれこみ、優位に試合を運び続け、これは勝てるぞ!というギリギリまで来たのですが…

長丁場になったクリケット、諦めずに食らいついた浅田選手が、櫛引選手の一瞬のミスをついて逆転!そのまま押し切られてしまいました。

決着の瞬間、普段なかなか見られない浅田選手の気合の入ったガッツポーズ。これを見ればどれほど白熱した試合だったかがわかるでしょう。
櫛引選手は今回は惜しい結果になってしまいましたが、今日のようなダーツを打ち続けることができれば、優勝も遠くないであろうことを予感させる素晴らしい試合を魅せてくれたと思います。
浅田斉吾選手の使用バレル
浅田斉吾選手の使用バレルは自己モデルのTRiNiDAD Lopez type3。


Lopez type4の噂も出ていますが、T-BTVの情報ではまだまだプロトを何種類か試し始めた段階、程度のようですね。
男子ポイントランキング

浅田選手が知野選手を直接対決で破って優勝して突き放しましたが、いかんせんPT100。まだPT200の優勝でひっくり返る差ですね。しかし11戦といえば例年で言えば後半戦の開始という感じなのに、今年はやっと中盤にさしかかるところ、というのがなんとも凄まじい…
毎週試合をやることによって、ダーツを見るのが習慣になってきた人も多いのではないかと思います。今日はなんと、解説なしのPT100にもかかわらずピーク時で3000人がYoutubeを視聴していました。素晴らしいことです。