観戦記-PERFECT

観戦記 PERFECT 2009 第5戦 宮城

投稿日:

観戦記 PERFECT 2009 第5戦 宮城

江口の2連勝で迎えた宮城。今期から参戦の江口にいきなり3連勝されては他のプロもたまりません。なんとしても食い止めたいと思うところでしょうが、さてどうなったか。

※全部見るのは大変なので、解説付きの試合を中心にピックアップしています。

Men's Semi-Finals 江口祐司 v 朝倉聖也

https://www.youtube.com/watch?v=X6YTLTPmAu4

現在ではJの二人。当時でもトッププロ対決ですね!

LEG1、先行の江口が180を決めつつ逃げ切りを狙う江口に対し朝倉も180!朝倉は81残のブレイクチャンスがきましたが、インブルトライを外し、惜敗。2009の動画をここまで見てきて、180率でいうと全体でも江口は抜けている気がします。ただムラっけがある感じがな~。

LEG2、朝倉が理想的なゲーム運びでキープに進む。朝倉にもミスはあったのだが、江口も最後までエンジンがかからない。ブルも幾度となく外し、朝倉が逃げ切り。

LEG3、江口が徐々にかかってきて、7マークの応酬となる好ゲームに。しかし朝倉が先閉めを狙い、アウトボートという手痛いミス…。ここでついた僅かな差が巻き返せない。競り合いの中でオーバーできなくなり、江口の勝利。

LEG4、江口が後攻から180を含むナイスダーツでプレッシャーを掛ける。しかしそれに180で返す朝倉。素晴らしい勝負でしたが72を上がれなかった朝倉のミスをきっちり咎め、江口のブレイクで勝利!

 

Men's Semi-Finals 山田勇樹 v 宇良仁志

https://www.youtube.com/watch?v=GAlYk6X2Fhk

久々に上がってきた宇良の前に立ちはだかったのは現在ランキング1位の山田勇樹。

LEG1、快調に飛ばす山田に宇良は横ズレが多発し、大きく離されてしまう。129残もキッチリ上がり、山田が12ダーツで快勝!

LEG2、ここはきわどい試合でしたが宇良が先行からきっちり押さえ込み、山田も覆すような9マークなどは出せなかったこともあり、順当なキープゲームに。

LEG3、ビッグラウンドはないものの強いダーツで後攻にスキを与えず山田のキープ。

LEG4、今度は宇良が意趣返しと言わんばかりの12ダーツでフルLEGにもちこみ。

LEG5、宇良が素晴らしい後攻9マークからのスタート。この状態はしっかり返せないと厳しいですが、2ラウンド後にはキッチリ7マークで相手の数字を締めるのはさすが。宇良も再び16のトリプル2本からシーソーゲームを目指すも、トライは入らず。

得点的にはお互いリードが入れ替わるも、エリアの有利もありギリギリ山田がリードを保ちづつける。しかし最後は18-15-18の9マークの瞬発火力で山田が勝利!

 

Men's Final 山田勇樹 v 江口祐司

https://www.youtube.com/watch?v=Yr6bkgj02-4

ついにビッグカードが実現!山田vsワンダーボーイ江口!観客席も満席で注目度がわかりますね。素晴らしい。連続優勝している江口、ここを勝ちきって3連覇なるか?

今回からこういうデータも出るになったのが良いですね~…。少しづついろんなことを改善しようと動いてるのがわかります。

S1-LEG1、互いに140からの素晴らしいスタート。しかし少し躓いた山田に対し、江口は連続140からの先後逆転!さらに84をきっちり上がりきり、ブレイクからのスタート。

S1-LEG2、江口が変調をきたす。バラバラの20、3マークからスタートの後、次のラウンドも20が合わない。かろうじて19をクローズしたものの、山田の8マークでかなり厳しい状態に。ところがここで江口が覚醒。

ホワイトホースでの先オープンに対し7マークで返され、そこで16ベッド!次Rも7マークで、まさにT-Bが言う「トリプル祭り」。ここで山田の気持ちが切れ、ブルを1本…。江口が2タテでセットブレイク。

S2-LEG1、少し落ち着いてしまった感のあるLEG。しかし山田が一瞬の180で316から先にトライを作る。それに対して40にアレンジしてプレッシャーを掛ける江口。山田は返しで136残お上がりきれず…

江口が早うも3連覇にリーチを掛けてしまいました!

S2-LEG2、山田、痛恨の2マークスタート!江口に対してこれはほぼ…それでもなんとか7マークで先行の地位をキープする山田。江口は再び先閉めを含む変則的な責めで撹乱するが、今回は先閉めが不発。1マークで終わってしまう先閉めミスというのはかなり痛い。

ここが転換点となったか、江口はミスが続き、山田はキープゲーム。なんとかタテだけは避けました。

S2-LEG3、スタートで躓いた江口に対し、後がない山田は140-180という素晴らしいダーツで圧力をかけていく。江口は上がり目を出してしまいたいところだったが、フライトに当たるアンラッキーから上がり目を作れず。対する山田はきっちり上がり、ブレイクバックで最終セットへ!

S3-LEG1、どうも4タテをミスしてから、江口はコントロールが取り戻せなくなってしまいます。

それに対して山田はどんどん集中力を上げていき、後攻にも関わらず6-9-7-8でほぼ完璧なブレイクを見せつけました。なんとスタッツ7.15

S3-LEG24タテ王手からついに逆王手をかけた山田。先行クリケットで、江口がそのままの精度であればほぼ勝てるがどうか。

山田は3マークからのミスと言っていいスタート。こうやって相手が弱みを見せると江口は強い。19-19-20の9マークで逆転し、さらに7マークのプッシュを重ねる。対する山田も得意の17で追いすがる。

しばらく19と17、19と18の打ち合いが続き、山田がなんと、18-19-18と9-マークで先閉めからのオーバー!更に追いすがる江口を突き放し、大逆転の優勝!

これには江口も…。やられた~という笑顔でした。

 

Women's Final 大久保亜由美 v 岩永美保

https://www.youtube.com/watch?v=T-v52sGSTLU

大久保は初の決勝ですね。これから数年、PERFECTで激しい試合を繰り返すことになります。

僕が昔見ていた頃は独特のセットアップがセクシーで人気だったと記憶していますが、この頃は割とあっさりかな。

セットアップと言えば、岩永はバストを強調したかのようなフォームが話題になったりすることもありましたが、個人的には彼女のフォームは後ろからがすごく美しいと思うんですよね…。

このフォームをもう一度、ダーツの最前線で見たいなあ…。

LEG1、お互い低調な序盤から伸びていく展開。岩永がブレイクチャンスの32残で2本があったが上がることができず、大久保がヒヤヒヤのキープとした。

LEG2、岩永、大久保ともに7マークスタート。このゲームは5本キープペースのかなり激しい撃ち合いになり、もつれる。そしてそこに競り勝ったのは、なんと大久保!岩永を後攻からブルに追い込む、去年まではなかなか見られなかった展開。

やはり女子のレベルも上がっていますね~…。ここで岩永はブルまくりができず、大久保がブレイクでリーチ!

LEG3、岩永はブレイクをしなければならないクリケ。しかし大久保はやはり場数が足りないか、スタートからつまづき、大差をつけられてのブレイクとなってしまう。勝負はわからなくなりました。

LEG4、岩永先行のゼロワン。去年までならこれを勝つのはかなり難しかったが、今はもうわからないですね。ほぼ同等の削りが続きますが、大久保が優勝の40トライを外し、岩永がブルアレンジを返しでクリア!勝負は最終LEGへ。

LEG5、コークは大久保。今日の大久保のクリケットをブレイクできるか…?

まずスタートは大久保が7マーク。岩永はこれに対し3マークと少し弱い。19エリアをきっちり3本で閉め、17エリアも1本で閉め。順当に行けばもう3R目でほぼ大久保という状況になってしまいました。

ここを7マークなどで覆さなければならない岩永ですが、3マークまでしか行かない…そして代わりに大久保が再び7マーク!この4Rでほぼゲームが決まってしまった感。岩永は集中が切れ…

大久保がクリケットを完封し、女王を下しての初優勝!

 

PERFECT 2009 第5戦 宮城 感想

今回も3回連続で目玉は江口でしたね。まさに風雲児といっていい。

しかし、今回の決勝で立ちはだかったのは前回前々回の朝倉、伊藤よりは1枚上といえる山田!それを追い詰めた江口も凄いが、誰もが諦める状況の中、意地と忍耐で大逆転劇を起こした山田には脱帽です。

女子の方は、岩永がだんだんと周囲に追いつかれて苦しむ姿が。岩永が女子プロの地位を切り開いたわけですが、その流れに乗ってきた人間に追いつかれてしまうという。やはり追われる立場というのは難しいですね…。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-観戦記-PERFECT
-,

Copyright© 家ダーツ.com , 2017 AllRights Reserved.