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観戦記 PERFECT 2009 第3戦 東京

観戦記 PERFECT 2009 第3戦 東京

さて2009年の第3戦。今回の見所はやはり大崎・江口ですね。開幕戦から参戦していたようですが、ようやく上に上がってきました。

※全部見るのは大変なので、解説付きの試合を中心にピックアップしています。

Men’s Semi-Finals 朝倉聖也 v 大崎裕一

https://www.youtube.com/watch?v=3y4FXIKRia4

さあ、筋肉さんこと大崎プロ登場!正確に言うとこの頃は解説によるとアマチュア参加ということで、珍しい。よく見るとユニフォームにワッペンがないですもんね~。

アマチュア参加だと賞金が出ないということだけど、力試しという感じなんでしょうか。

LEG1、朝倉が180スタートから順調に逃げ切り。

LEG2はクリケットでハイアベレージな戦い。解説で両者のフォームについて語っていますが、たしかにテイクバックが対象的な二人の組み合わせですよね。とにかく大崎が20を最大活用という展開でかなりの長丁場の末、勝利。

LEG3、前LEGからの流れを引き継いで、ギリギリの打ち合いが続く。とくに17-15の攻防が素晴らしい。展開的に15でプッシュクローズをできた朝倉が勝利。

LEG4、クリケットで疲弊したかすこし低調な展開だが、180を出した朝倉がブレイクチャンス。しかしダブルトップに入れることが出来ず…大崎の勝利。勝負は最終LEGへ。

LEG5、大崎がすこし18からの変則的な攻めをするのに対し、朝倉はブレずにホワイトホースで返す。そこでほぼゲームは決着という感じで、大崎はアマチュアでの決勝進出はならず!

 

Men’s Semi-Finals 江口祐司 v 菅原雄太

https://www.youtube.com/watch?v=Bc4_-XiKw0g

そしてもう一人のビッグネーム!ここから死闘を繰り広げることになる江口プロの参戦です。

LEG1、江口が後攻からいきなりの180を2発で先トライ!素晴らしいグルーピング精度です。先行の相手にトライもさせない展開で、速攻のブレイク。

LEG2、菅原は少し緊張しているのかいまいち入らない。そしてそのスキを許す江口ではなく、2Rのホワイトホースの返しに3本しか打てなかった時点でほぼゲームセット。クリケット4Rアウト!

LEG3、菅原は折れてしまったか、ノーマークからのスタート。江口は全く手を緩めず…17ダーツで勝利。江口の初決勝進出!

 

Men’s Final 江口祐司 v 朝倉聖也

https://www.youtube.com/watch?v=QMGxft69gZs

今では両者JAPANなのがまた時代を感じますね。江口vs朝倉の好カードです。

S1-LEG1、同レベルの削りから江口がインブルトライまでこぎつけるも、決めきれず。朝倉キープ。

S1-LEG2、江口が先行から7-9-7のほぼ負けようがないダーツ。なんとクリケット11ダーツアウト…。

S1-LEG3、なんとしてもキープが欲しい朝倉が140-140。江口も100-180でプレッシャーを掛けるが、朝倉もそれをはねのけて12ダーツアウト!執念のセットキープです。

S2-LEG1、江口が140-180と止められない。朝倉もかなり打っているんですが…。

S2-LEG2、今日の江口に勝つには先行ゲームは落とせない。朝倉は集中力を切らさずに紙一重でビッグトライをさせない展開に。しかしブルを締めるのみの状況で朝倉が致命的なミス…江口がそれを激しく咎め、一瞬の差し脚でブレイク!

S3-LEG1、勝負はクリケットセッションまでもつれ。朝倉も引きずることなく180スタート!しかしこのゲームも朝倉の一瞬のスキを付き、江口が15で逆転。朝倉は絶体絶命だったが、前LEGと違うのは逆転された後ブルが残っていたこと。これをインブルを絡めた4マークでギリギリの再逆転キープ!

S3-LEG2、ここをブレイクすれば初優勝となる朝倉だが、江口の先行を食い止めるのは至難の業。加点をしてもオーバーできず、次々とエリアを閉められてしまう。それでも9マーク入れば、7マーク入れば、というチャンスが有ったのだが、そのたびに3本目が外れてしまう…。

アンラッキーなのか、プレッシャーなのか。結局江口が終始リードを保ち。勝負は最終ゲームへ!

S3-LEG3、コークは朝倉。クリケ自体では江口に勢いがあるので、これは面白いゲームになりそう。7マークからの万全のスタートでしたが、江口も同様に7マークで差を詰める。

2Rは4マーク同士。マークでは確実にミスになるレベルの試合で江口がお付き合いしてくれたのはラッキーでした。そして3Rも朝倉がキープしてエリアを進めていく展開。ミスがなければこのまま朝倉が勝てる…、という状況。

20と15の攻防になったが、ここがめちゃくちゃ面白い。江口の15からの先閉めと言うのは一見どうなのかと思うが、考えてみると相手にトリプル-インブルを強要する「逆王手」とも言うべき一手。

自分がやられた立場になって考えるとかなりきついということがわかります。15がメチャクチャ合っていて全く外していないにも関わらず先締めに行ける江口の判断力が素晴らしかったです!

 

Women’s Final 岩永美保 v 石原瑞穂

https://www.youtube.com/watch?v=c-xMzVzEZ5Y

岩永vs石原という、初年度から何度も見る好カード。昨期の絶対女王はまだ今期勝てていない。ここで優勝できるかどうか?それとも石原が初優勝するのか?

LEG1、石原が序盤固く、前半にリードを広げられてしまう。岩永の勢いもそこまでではないが、追いつくことは出来ず、岩永は112残をノーミスでアウト。キープゲーム。

LEG2、石原が序盤のリードを守り続ける展開。岩永も抵抗を続けるが、20に対し17や15では少し辛い。それでも20閉めをトライは何度かできたのだが、辛い。しかしここから岩永が驚異的な粘りを見せ、なんと13Rでついに岩永が逆転!14Rでブレイクに成功します。

LEG3、岩永先行のクリケットで、今度は岩永がリードをキープ。石原は大きく打った後にミスが出るというような展開で、逆転できないままエリアが進み、ゲームセット!岩永もミスは多かったんですが、そこを咎められませんでしたね。岩永の今期初優勝!

 

PERFECT 2009 第3戦 感想

今回はとにかく朝倉と江口に尽きた。朝倉は素晴らしいダーツで、前年までであれば優勝していてもおかしくないほどでした。しかし、それに輪をかけて江口はすごかった。スタッツも勿論ですがクリケットでの攻め方、プレッシャーの掛け方は一枚上手としか言えなかったですね。特に決勝最終ゲームはぜひ見てほしいです!