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観戦記 PERFECT 2008 第12戦(最終戦) 東京

観戦記 PERFECT 2008 第12戦(最終戦) 東京

PERFECT2008をこれで最終戦。2009から男子はセパブルになるので、ファットブルで見ることができるPERFECTは最後になるわけですね。感慨深い。

動画について、今回からLEGの合間にCMを入れたり、アワードを後ろにかぶせたりと、新仕様になっているのがわかります。この辺も「進化するPERFECT」なのがいい感じ!

※全部見るのは大変なので、気になる試合だけピックアップしています。

Men’s Semi-Finals 星野光正 v 山田勇樹

https://www.youtube.com/watch?v=ddQ0l59T3Kw

今回は締めくくりということで、準決勝と決勝を見たいと思います。まずはランキング1位2位対決の星野山田。

LEG1、星野がブルを外す場面がちょっと目立つかな。ただそれでも701を18ダーツで上がるというのは難しくないですね。安定のキープ。

LEG2、山田がちょっとスタート悪いところをさくっと星野に7-7でもって行かれましたね。中盤で少し挽回しましたが、ほぼ7マークで進行されてはちょっと取り戻せない。星野ブレイク!

LEG3、R1の表情からも、山田がちょっと自分のダーツに納得行ってない様子です。ただR3の9マークから流れを一気に持っていけたようです。星野も得意のブル粘りができず、あっさりとブレクバックを許し、カウントを元に戻しました。

LEG4、ここでキープしてコークに行きたい山田ですが、5Rアウトのリーチは177で上がれず。そして星野も144の5Rリーチを上がれずで、なんとか山田、次につなげました。

LEG5、コークはアゲインからの星野で、ゲームはクリケット。序盤は山田が好調で得点のオーバーを繰り返しますが、どうもトライが入らない。そうしている間に星野は20エリアをキープしたままどんどん山田を追い詰めていき、ついには16エリアへ。そこでオーバーできなかった瞬間、星野は16-15を閉めて一気に寄り切り。

ブルもキッチリ3本で仕留め、貫禄の決勝進出でした。

 

Men’s Semi-Finals 浅田斉吾 v 宇良仁志

https://www.youtube.com/watch?v=pX3S5ox9rbA

続いては浅田vs宇良。宇良プロは最近あまり目立ちませんがいい選手であることはまちがいない。この観戦記では初登場かもですね。

LEG1、ダーツの先端をもってふわっと投げる宇良のフォームは僕に近くて参考にしたいです。試合は浅田が圧倒してブレイク…というかブルパーですね。後攻のブルパー勝ちはデカイ…。

LEG2、宇良も悪くないんですが浅田がやはり打ちますね。ただ横ずれが結構多く、今の浅田からするとなかなか想像できなくて不思議な感じ。これだけ上手くてもここから成長してるんだから凄いです。試合はブルまで追い詰めてからの粘られるも勝利…。この時代の浅田は安全策のプッシュ多いな~。ブルvs20でTON80はえぐい…。

LEG3、宇良は若干気持ちが切れかけているのか、2マークスタート。そこから19の7マークで切り返しますが、浅田に20を持たれていると辛い。これなら1本入れて20を潰しておくのもありなんじゃないかなと思いますけどどうなんでしょう。

結局、またも20vsブルに追い詰められ、浅田がブレイクでストレート勝ち抜け!

 

Men’s Final 星野光正 v 浅田斉吾

https://www.youtube.com/watch?v=JCXS0BDhli0

さあ、というわけで決勝はなんと3連続で星野vs浅田になりました!頭角を現し始めた浅田と王者星野。連続で苦汁をなめさせられたリベンジはできるのでしょうか?

S1-LEG1、当然のようにHATから始める両者。しかし浅田は2連続HATからの1ブルは痛かったですね…。HATで上がり目が出ない数字になってしまい、圧倒的不利に。星野は168を6本で上がれば良くなり、ブルアウトを外したものの、無事16Dでアウト。まずは星野キープです。

S1-LEG2、浅田先行のクリケット。2Rの9マークがかなり効きましたねー。こうなると星野は7マークキープで行くか、どこかで9マークを出すくらいでないと徐々に追い込まれていきます。

実際その通りになって浅田優勢だったのですが、16のクローズでアンラッキー発生。問題なく閉めれたはずのシングル狙いが先のダーツにあたり、さらにそれがアウト判定。返しで星野にプッシュからの20Tをきめられ、まさかの逆転!こういうのもダーツではありますが、その1回のチャンスを生かせる星野も凄い。

↑この表情、今では流石にないかな。これが若さか!みたいな。

S2-LEG1、お互い5Rリーチには届かずで、数字からも浅田がかなり優位。193を6本で、3本使って36アレンジ。ほぼキープでしょう…。実際はきわどい感じでしたが、無事3Tでアウト。

S2-LEG2、珍しく浅田が18スルーで17にいきましたね。さっきの18Dを外したイメージからなのか。しかしこういう時に消極的な手はあまりうまくいかないことが多い…。

返しで星野に17クローズ、18オープンとされてしまって、20,18を持たれる不利な展開に。更にはホワイトホースもどきの8マークまで出されてしまい、このクリケットは星野の完勝。

S2-LEG3、クリケットでは王者との差がある感じはしますが、ゼロワン先行なら勝機は十分。なんとしてもキープしなければいけない浅田です。

両者HATx2からのスタートでしたが、追う星野のプレッシャーに屈したか、浅田は1ブル-TONとしてしまう。それを見て意に介さずHATを決め続ける星野はなんとブルパートライ!これを鮮やかに決めてしまうのが王者星野。

観客はスタンディングオペレーション!圧倒的独走で年間優勝し、最終戦も優勝、しかも最終試合をブルパーフェクトと、まさにミスターパーフェクトと言ってもいいですね。星野、素晴らしい!

 

Women’s Final 岩永美保 v 長澤くみこ

https://www.youtube.com/watch?v=uloO_Rk1USg

さあ、こちらも決勝。もう定番に近い組み合わせですね~。女王岩永に対し、前回の決勝対決では最終LEGまで激闘を繰り広げた長澤。最終節で女王に土をつけることはできるのか?

LEG1、岩永が立ち上がり良くなかったのですが、そこを付け込めずにお付き合いしてしまう長澤。そして岩永がHATをだすと長澤もHAT。こういうのはダーツの不思議な点だと思います。なにか原因があるんでしょうかねぇ。

お互いはいらないながらも岩永がいつのまにか先後逆転してしまい、101をB→1→Bで堅実にアウト!ブレイクでかなり有利にしました。

LEG2、岩永、ゼロワンでの上り調子のままクリケットに進み、7マークスタート!この頃の女子で7マークスタートというのは強烈で、下手をするとあとはほぼシングルキープで相手のエリアを潰していくだけでも勝ててしまう。

実際そんなふうにすすみ、長澤は15,16までほぼマークが出来ないまま、ジリ貧に。そして最後は15T→インブル→ブルで、岩永の完勝でした。

LEG3、クリケットがかなり合っていない長澤、先行スタートも失敗してしまいます。ところがここは岩永もお付き合いの1マーク。もう一度回ってきたチャンスを長澤は逃さず取得。実質7マークスタートのような状態になりましたが、そこからがまたあまり良くない。

逆に岩永は要所要所でトリプルを決め、トリプルに入らない長澤に着々と迫ります。ここからはかなりの長帳場の試合になりますが、やはり岩永のほうが精度は上。長引けば有利となる。そして逆転からの逃げ切りで…

岩永、今期なんと12戦中9回目の優勝!凄まじい活躍でした!

PERFECT 2008 第12戦(最終戦) 東京 感想

のんびりと後追いで開催ごとに見てるこの観戦記もとりあえずPERFECT黎明期の2年、ファットブルだった時代を見てきました。懐かしい名前や今でも活躍している選手満載で、たまには過去の動画もこうやって見てみるのは悪くないんじゃないかと思います。

しかしこの2年はとにかく星野と岩永でした。ともに12戦中6勝、9勝と素晴らしい成績を上げ、この二人のスターがPERFECTを引っ張っていったんじゃないかと思います。この2年(前身のフェニックスサーキットも加えると3年)が、PERFECTの第1期と言ってもいいでしょうね。そしてこの圧倒的な二人が翌年はともにトップの座を譲り渡すことになるのだから面白いものです。そう考えると2017年の浅田もまたわからないのかもしれないですね。そちらはそちらで楽しみつつ、このサイトではとりあえず順を追って、ということで2009年を見ていくことになりますが(っ´ω`c)