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観戦記 PERFECT 2008 第9戦 広島

観戦記 PERFECT 2008 第9戦 広島

PERFECT2008もいよいよ終盤を迎えています。33戦行うなんて言う2017年からしてみれば9戦で終盤というのも不思議な感じがしますが、リーグを長年運営して育ててくれた関係者の方々のおかげなんですよね。

※全部見るのは大変なので、気になる試合だけピックアップしています。

Men’s Preliminary 山田勇樹 v 星野光正

https://www.youtube.com/watch?v=H6Z3BCk0rCY

まずは頂上対決がいきなり予選ロビンで発生したようなのでそこから行きましょう。

LEG1、まだお互い朝一で少し硬い雰囲気。とくに山田はフォローの時に前に突っ込んでしまっていますね。星野が順当に削りきり、64残を2本でアウトし、キープ。

LEG2、相変わらず今一つ合わない山田に星野が後攻から猛追。1ミスの5Rリーチを掛け、山田を揺さぶります。96残りで待つ山田ですが、星野の132残はいい数字ということもあり、余裕のブレイク。

 

Men’s Semi-Finals 山田勇樹 v 星野光正

https://www.youtube.com/watch?v=G9NOoEr9zhU

さらに同カード!お互い勝ち上がり、準決勝で激突しました。決勝ではなくここで当たれたのはある意味ラッキーともいえますが、勿論負けてしまえば、痛手です。

LEG1、ロビンでは2本落としたゼロワンですが今度はどうなるか…。

やはり星野が後攻から山田を上回るペースで攻めます。ブル精度は星野のほうが明らかに上。そして数字はロビンのブレイクと同じ132残!しかしこれを今回は上がれず。山田は返しの146でしたが、これを一本目からミスしてしまい、結局星野のブレイクに…。

LEG2、クリケットとなると急に星野のダーツが散らばりますね…。これがスランプの原因でしょうか?

↑ゼロワンであれだけ正確無比なダーツがこうもブレてしまうとは。

対する山田はトリプルを決め続け、7,7,7,7とリードを完全に奪います。ところがここでフィニッシュできない山田とブルに入れ続ける星野という状況が発生し、全然試合が終わらない…。何度かチャンスまでつくれたのですが、それでも星野はブルに入るもトリプルには入らず…山田、ギリギリのブレイクバック!星野の凄まじさを見た試合でした。

LEG3、このクリケットでは星野が覚醒。7,9,9,7,6と素晴らしいダーツ…。しかし先行の山田も7,9,9,5,5と打ち、際どくリードは奪えない。改めてクリケットの先行有利を実感してしまいますね。互いに外せないプレッシャーの中、ついに星野が15でギリギリの逆転!あとはブルを残すのみ。

ところがここで星野のブルが入らなくなってしまう。ダーツはわからないものです。星野リードでブルのみ、という状況が3回きたにも関わらずフィニッシュできず、ついに山田が決めた!

LEG4、前LEGの負け方はかなり精神的に来る負け方だったんじゃないかと思いますが、それでも先行のゼロワンなら星野は行けるはず。削りもほぼ同等で、101残。流石にこれは余裕のキープ、とは行かず…!山田がブレイクして決勝へ!

 

Men’s Final 山田勇樹 v 朝倉聖也

https://www.youtube.com/watch?v=aCLfQcI7PjE

さあ星野を打ち破った山田。対峙するは朝倉と、これも好カードです。星野戦で力を使い果たした山田がころっと負ける展開も有り得そう。

S1-LEG1、互いに少々ミスが目立つゼロワン。朝倉はすこしアンラッキーな外れ方も多いですね。互いに100ちょいのフィニッシュを外し、更に上がれなかった朝倉に対し、きっちり上がる山田。この辺は経験の差か。山田のブレイクでクリケットへ。

S1-LEG2、ここで取られると苦しい朝倉、後攻から9マークスタート!しかしこのクリケットのピークはここだったかも。この後何故か両者入らなくなってしまう…。ダーツには魔物が…。その状態からなんとか山田が先に抜け出し、セットブレイク!

S2-LEG1、このゼロワンもほぼ同程度の削り。ただアレンジのところで先後逆転し、朝倉が先トライ。114は流石にイージーアウトで、朝倉がブレイクしこれでわからなくなりました。

S2-LEG2、ここをなんとしても勝ちたい朝倉。スローなスタートも、そこまでミスと言うほどではありません。山田にもミスが続き、十分勝てる展開。ですが山田が必死で出した7マークから流れが徐々に変わる。入り始める山田に対し、低調なままの朝倉。最後に15の7マークで抗いますが、1本で仕留められて山田のブレイクバック!

S2-LEG3、先行のゼロワンを決めれば山田の優勝。しかしLEG1ではブレイクされています。その辺の意識があったかわかりませんが、山田はワンブル2連続…。対する朝倉はトン、HATで攻め立てていきます。山田が3度めのワンブルを出し先後逆転。朝倉がブレイクに望みをつなぎます。

108をアウトできるか?出来なければ山田はほぼ上がってくる数字。結果は…、一歩届きませんでした。ブルをミスし、アレンジで48にするも、入らず。山田優樹が今季2回めの優勝!

 

Women’s Final 岩永美保 v 長澤くみこ

https://www.youtube.com/watch?v=z8b82sDtA80

最後は女子決勝。またも岩永ですね!これはもう笑うしかないというレベルか。

LEG1、長澤ですが、なんだか凄いフォーム。かなり力で投げているように見えて、細かいコントロールが効かなそう。ですがここまで上がってきてるのだからそんなことはないのでしょうね。試合の方は岩永の削りがやはり早く、67で6本使えるという余裕のアウト。

LEG2、これはなかなかの好勝負。お互いに見せ場がありつつも圧倒できない状況が続き、ミスったラウンドでのミスが少ない岩永がじわじわと優位になる展開。終わってみれば岩永の圧勝という感じではありますが。

LEG3、早くもリーチをかけた岩永。先行クリケですからいけるでしょう。ただ女子はシュート力が低いので、男子に比べればそこまでの有利でもないか。序盤をリードして岩永が薦める安定の展開でしたが、なんと長澤が9マーク-7マークの覚醒で逆転へ。そこからは岩永がまたじわじわ挽回するのですが、「2点差」で際どく長澤が逃げ切り!これは面白くなってきた。

LEG4、長澤先行のゼロワンです。これに勝てばもつれる。しかもHAT2連続スタート!その後追いつかれつつも157を6本で上がればいい状態。これを5本で決め、ついにコークまで粘った!

LEG5、岩永の決勝でコークまで行くのは珍しい。これで先行を取ればわからない…ところが、緊張が抜けてしまったのか、長澤はこのコークをセンターから15ビットくらいの大外し。これは厳しいかな?なんて思っていると、岩永の3マークスタートに対し長澤は7マーク。まだまだわからないぞという気合が見て取れますね。

この時代の岩永は今で言う浅田斉吾みたいなもんですから、決勝で勝つだけで大きく名前が売れる。

が、長澤が良かったのは残念ながらそこまで…。後は岩永の圧倒的なゲーム運びで、エリアを4つ維持して勝利という結果になってしまいました。残念ですが長澤、頑張りました。

 

PERFECT 2008 第9戦 広島 感想

男子はやっと山田が2勝目!しかも星野を準決で落としての優勝だから嬉しいでしょうね。とはいえこの時点で星野の優勝は4回ですから、やはり山田が前節で優勝しておけば…という感じ。

女子に至ってはもう岩永がとまらない。9戦やって7回優勝。時代が時代というのはゲーム内容を見てわかりますが、それでもこうやって最終LEGまでもつれることもあるわけで、そこを勝ち続けるというのはやはり凄いの一言です。