スポンサーリンク

観戦記 PERFECT 2008 第6戦 岐阜

観戦記 PERFECT 2008 第6戦 岐阜

2008年のPERFECTもここで折り返し。既に星野・岩永が優勝を飛び抜けて重ねており、他のプロはどれだけ食い下がれるか、誰がこのトップを止めるのか、という争いに変化しつつあります。

※全部見るのは大変なので、気になる試合だけピックアップしています。

Quarter-Finals 西謙治 v 前谷芳宏

https://www.youtube.com/watch?v=4txBOYtXzA8

まずはベスト8の前谷と西に注目。西選手は2013くらいまでプロ活動をしていた方のよう。西選手、力の抜けた感じで柔らかそうなフォームです。前谷選手もそんな感じなので、お手本になりそうな二人同士の対決ですね。

LEG1、お互いにブルにあっていないのか、1ブルが目立ちます。そこを先に目覚めたのが前谷で、HAT2回からの117トライ。これを外してしまうも、西が173残なのでまだ余裕の3本です。40残をダブルトップで決め、ブレイク。

LEG2、両者7マークスタートはよかったものの、その後はどちらもいまいちなダーツで、19すらなかなか閉まらない。西はアマ大会の観戦も気にしている模様で、途中から少し苛ついていますね。その状況からなんとか前谷が先に立て直し、きわどい勝負でしたがキープして先にリーチを掛けます。

LEG3、意地を見せた西が序盤を快調に飛ばして、後半もぎりぎり耐えてのキープゲーム。

LEG4、相変わらず序盤にブルが合わない前谷ですが、先トライされてしまうの69残で回る。しかし…これがブルアレンジからのブル外れとダブル外れの致命的ミス。西が返しで決めてブレイク。

LEG5、コークを西が取り、クリケットへ。出だしこそ前谷は悪くなかったものの、どうも最後まで微妙にズレていて競り負けてしまう。結局最後までそのズレが続いてしまい、西が無難にキープしてベスト4へ。

 

Quarter-Finals 山田勇樹 v 星野光正

https://www.youtube.com/watch?v=KFdmcIx4YzI

事実上の決勝戦と言ってもいいかもしれない組み合わせ。年間ランキングは苦しくとも、山田にはせめて一矢報いてほしいところです。

LEG1、HAT量産をしていく星野だが、流石に相手も山田では後攻はブルパーくらいでないと厳しい。実際山田が18ダーツで上がり、星野は5Rアウトしか目はなかった。山田のキープゲーム。

LEG2、これは星野が圧倒的でしたね。開幕7,9というのは後攻は9,9と行かないとほぼゲームが終わってしまいます。ただ、星野が5Rでなぜ20から行ったか?はよくわからなかったな…。

LEG3、今度は逆に山田の7→9!これでキープゲームが続き、一応山田のリーチ。

LEG4、後攻は5Rアウトにかけるしか無いでしょう。しかし星野もワンブルがあったものの、きっちり15ダーツトライまで持ってくるところはさすが。しかしお互い5Rでは上がれず、星野のミスに対し山田はきっちりブルアレンジでブルを決め、珍しい「っしゃあ!」の咆哮!

星野が落ち、決勝へは山田が進出!

 

Final 山田勇樹 v 大見紀貴

https://www.youtube.com/watch?v=L4RpgU9hdAY

この観戦記では2回めの登場かな。現在ではプロ休止中の大見プロですね。腕を伸ばすセットアップが特徴的な選手。実質的にはほぼノーセットアップとも言えるかもしれません。

S1-LEG1

お互いほぼ同レベルの削りから220vs225という先行かなり有利な状況へ。
107残を3本できっちり上がり、まずは大見がキープ。しかし両選手とも声援が多くて素晴らしいですね。

S1-LEG2

お互い低調なスタートでしたが流石に山田はすぐに切り替える。それに対して大見は微妙にずれたまま。このLEGに関しては見せ場なしという感じですが、キープゲームですのでそこまで影響はないか。最後のブルは誤反応で一瞬流れが切れたのが不運だったかな~。ブラック出しても結果は変わらなかったとは思いますが。

S1-LEG3

LEG1とほぼ同じ、208vs228という状況に。しかし違うのは数字で、148残のためトライが1回。そして大見はこれをトライまで持って行けず…山田優樹に117で渡したら流石に、ね。山田のブレイク。

S2-LEG1

セットを落としたのが辛かったのでしょうか、大見がブル合ってないですね。すこし雑になっている感じもします。山田にハイトンアレンジする余裕まで与えてしまい、大差のキープゲーム。

S2-LEG2

大見も入っていないことはないのですが、山田が圧倒的ですね…。この時代は星野が頭一つ抜けていますが、それについで山田も周囲より頭一つ抜けているなあ。

というわけで山田、今季初優勝!

 

Final 岩永美保 v 石原瑞穂

https://www.youtube.com/watch?v=Md4o_5nOt-k

さて女子決勝。ここで岩永が勝つと星野と並ぶ4勝目。何とかしてブレーキを掛けないと、岩永意外にとってランキングレースはほぼ絶望になってしまいますね。

LEG1、互いに緊張からなのか、全然入らない展開…観客も拍手するタイミングがという感じ。勿論数字的にはAフラくらいなんですが、プロの試合としてはちょっと物足りないですね~。ちなみに岩永のキープ。

LEG2、このクリケットも序盤低調だったのでどうかなと思いましたが、石原の8マークに岩永が7マークを返したところが山場でした。石原優位に進めていたのですが、16まわりで岩永が粘り、石原が入らずでじわりじわりと逆転し、岩永ブレイク!リーチがかかりました。

LEG3、残念ながらこの試合もいまいち。ほぼ3マークキープの岩永に対し、ある程度トリプルが絡む石原がなんとかブレイク。かろうじて3タテは逃れました。

LEG4、ブルであればやはり岩永に歩があるか。119vs149とそこまで優位じゃないながらも先後逆転を作り出す岩永。しかし上がることはできず36残で相手に。が、石原の119残の1本目は無残に1へ…結果、さすがに36はきっちり岩永が上がり、岩永の優勝で4連勝!

 

PERFECT2008 第6戦 岐阜 感想

当時、全12戦しか無いPERFECT。ここで星野に4勝されてしまった時点でランキングレースはほぼ絶望的。他のプロは2位争いがメインになるわけですが、ここで意地を見せたのは山田。星野に土をつけつつ、初優勝を狙う大見をあっさり退ける貫禄を見せ、前年に続く2位へ橋をかけました。

女子は正直今回の試合はいまいちでした。が、そういう時でもなんとか這い上がってくるのは岩永。男子の星野と同様、これで岩永も4勝になり、ランキングはかなり有利なものとなりました。

次回からはやはり2位争いに注目ということになるのか…