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観戦記 PERFECT 2008 第5戦 東京

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観戦記 PERFECT 2008 第5戦 東京

星野・岩永が優勝を阻止された翌戦。ここの結果次第によってはランキングも混迷してくるわけですが、どうなったでしょうか。

※全部見るのは大変なので、気になる試合だけピックアップしています。

Round 1 飯野寿登 v 相良俊介

https://www.youtube.com/watch?v=Bx9mDILrW0Y

もしかして9dartstvのP動画ではこれが相良の初登場でしょうか。いまよりだいぶ速いテンポで投げていて、山田優樹のセットアップに近いですね。

LEG1、お互いにTONアベくらいの標準的な削り。飯野が135残しという厄介な数字のトライ。相良、ここはうまく削ってプレッシャーを…と思いましたが159ではちと弱い。スムーズに6本使われて飯野のキープ。

LEG2、3Rの9マークはスムーズに決まってさすがというところ。ホワイトホースに行かなかったのは、18-20-18の流れを重視したのでしょうか。それに対して飯野もBEDを返すなど好ゲーム。最後までワンチャンが残り続ける面白い展開で、最後はきっちり相良がHATでキープ。

LEG3、この試合は打って変わってスロースタートな展開。1Rに飯野が歓声に邪魔されて気づきましたが、この会場はかなり狭いのに客が入っていて騒がしいですね~。観客も予選とは思えないくらい見ています。東京での開催ということもありますが、ダーツを見る人が増えてきたということでしょうか…。試合の方は要所で相良がハイマークをし、余裕を持ってのブレイクでした。

LEG4、相良の先行キープで勝利…。が、いきなりのノーブルスタート。飯野はチャンスとばかりにHATを決めます。さらに3Rで相良がノーブルを出してしまい、先後は完全に逆転。きっちり決めてブレイクバックで最終LEGへ。

LEG5はまずコークから。相良は楽にブルに入れ、飯野は狙ってブル外し。なんとゲームチョイスは701!クリケットで地力の差を感じたか、ブルが合っていると判断したかどうか。

ゲームが始まってみると序盤は差がなかったが、後半にワンブルが出てイマイチな相良に対し、飯野はHATを2回出して得点で先行。たしかに選択はあっていたという感じだが、先後を覆すまでの差はつけられず。ただ相良がアウトを出来なかったおかげで48で回ってきたのに、アウトできなかったのは残念。と思ったら相良またもあがれず、結果飯野の勝利!

 

Quarter-Finals 高橋秀一 v 山田勇樹

https://www.youtube.com/watch?v=08fEC4_rtds

ベスト8では高橋秀一選手の試合で。2013くらいまでプロとして活躍していた選手のようですね。最近はお休み中の模様。ダーツのとびがものすごい鋭くてかっこいい。

LEG1、山田がさすがという感じでガンガン削り、ますが、高橋も食らいつく。しかし20D-ブルというダブルアレンジであっさり上がる山田は貫禄。

LEG2、高橋、7マークからの素晴らしいスタートにたいし山田は2マーク。さらに19T-18T-17Sの7マークで畳み掛けるビッグラウンド!山田も16の7マークでまくりにいきますが、さすがにちょっと覆せないリード。ワンチャンもなく、そのまま高橋の勝利。強い。

LEG3、今度は逆に山田が9マーク、高橋が1マークからのスタート。もうこの時点で厳しいかと思いましたが、高橋が18で7マーク、9マークと挽回。更には17で完璧な刺さり方のベッドを繰り出す素晴らしい展開に!それでも20を持つ山田はかなりの有利で、高橋はまくれそうでまくれず、山田が押し切った。

LEG4、山田がブレイクで勝ちですが、ここまでのダーツを見ていると高橋の先行を崩すのはかなり厳しそう。昨年2位に物怖じせずガンガンブルに入れていきます。ただ上がり目を作りに行かなかったのは山田に対してどうかな?と思いましたが(HATで168残)、結果山田はワンブルで上がり目を作れずだったのでオーライ。

LEG5、もつれてゲームは最終LEGへ。山田に対してキープできるだけでも凄いと思います。コークもブルに入れ、ゾーンに入ってると思いましたが、なんと山田はコークをインブルへ!これでわからない。

ところがその山田、開始1Rを2マーク。結構ピンチですが、高橋もお付き合いだったのでセーフ。ここからお互いムラがあるダーツ。7マークを見せたと思えば2マークと言う感じで、勝負は混戦に。プレッシャーに押しつぶされそうになるなか、高橋が慎重に3Rかけてブルを閉めて、なんと前年度ランク2位の山田優樹に勝利!大金星です!

 

Final 星野光正 v 朝倉聖也

https://www.youtube.com/watch?v=0kX7cKT9mGE

さあ、第5戦決勝は前回は見られなかった星野と、前回優勝の逃した朝倉です!星野のリードにストップを掛けることができるのか?ここで優勝すれば朝倉はランク的にもいい感じなはず。

S1-LEG1、スタートこそミスがあったものの、やはり星野はブルを外さない…。277vs90と圧倒的な削りの差を見せ、その90もミスで20S-20Dになってしまうも、10Tでブレイク!

S1-LEG2、ここをサクッと勝って優位に立ちたい星野ですが、ちょっとトリプルが合ってない様子。それに対し朝倉は的確にマークを重ね、速攻のブレイクバック。これでわからなくなりました。

S1-LEG3、今度こそ星野に対しゼロワンをキープできるか、朝倉。ここでも星野、やはり全くブルは外しませんね…。2010あたりのアニーを見ているような、「いつでもブルパーが狙える」状態です。これに対し朝倉もかなり粘るのですが、4Rのブル外れで運悪く167残りに…対する星野はブルパートライ!も、これを上がれず…。

しかし思うのですが、この時代はパーフェクト賞はあったのでしょうかね。なければこれだけのブル精度ならテイラーがやるようにB-1-Bで良いと思うのですが。

そして朝倉に回ってしまい、キープゲーム…と思ったところ、56からの6-Bでブルが運悪く9にはずれ、上がれない事態に。そして今度は17を星野が上がれず、さらに朝倉が41をアウト出来ず!ただこの朝倉の最後の1本は本当に運悪かったですね~…。投げる瞬間にアマ大会の決勝かなにかがきまったっぽく、ドンピシャのタイミングで大歓声…。

S2-LEG1、星野先行セット、圧倒的有利です。差があるゼロワンで先行が2回回ってくるので、ここでの優勝確率は8割位ありそう。まずこのゲームは127を星野がB-17S-20Tで落ち着いて決めてキープ。朝倉も105残だったためにわりと危なかったですが、ここで決めるのが王者。

S2-LEG2、このクリケットを朝倉の4マークに対し星野が9マークでのスタート!先行の優位をこの1Rで失ないかけた朝倉ですが5,6,5,6マークとギリギリ挽回します。
最後はブルの攻防になりましたが、星野がインブルを狙いに行きアウターに外してしまい、そのチャンスをきっちり朝倉が決めてキープ!

「魅せるダーツ」を狙った星野ですが、流石にそこは許さないという朝倉の気合が見て取れます。

S2-LEG3、星野の優勝を阻止するにはここを崩さなければならない。15ダーツで上がられてはどうしょうもないですが、朝倉はやることをやるだけです。星野はダーツがぶるかるアンラッキーもあり1本外しの144残り!対して朝倉はなんと、ブルパートライの4HAT101残!しかし星野、最後はB→18T→20Dの15ダーツ!

まさに素晴らしい、PERFECTを盛り上げる勝利でした!星野光正、2008年4勝目!

 

Final 岩永美保 v 宮本奈実

https://www.youtube.com/watch?v=NrFK-kqx3jo

最後は女子決勝。再びの前年度1位2位対決です。今回の岩永はポニテにしておらず雰囲気が違いますね。

LEG1、互いに素早い削りからトライを作りにいきますが、宮本は177の一本残りから1に入ってしまう…これに対し岩永は146を作り、6本でこれを上がればいい状況に。50残りを外してしまうの、31を1S→10Tという、あまりやらないだろうアレンジからアウト。これはなぜこうしたんでしょうね…謎。

LEG2、宮本がなんと19のベッドスタート!ここからはかなり激しい展開となり、得点的にはシーソーゲームとなります。それでも上のエリアを保ち徐々に宮本を追い詰めていく岩永、最後は宮本をブルに追い込みます。しかしここで宮本が先閉めからのDB-SB!ブル3本入れなきゃまくるよというプレッシャーの書け方をしていきますが、岩永も動じずに2本で閉める!これはすごい。

LEG3、このままだと3タテになる宮本、キープだけはしたい。6マークのスタートから得点、エリアをリードし続け、エリア3つを持って岩永を15のみに追い込みます。岩永もそこから15ベッドで大きくリード!しかしやはり20,18,17を持つ宮本をまくるのは厳しい。勝負はゼロワン、と誰もが思ったでしょう。

ところがこの圧倒的リードを持ちながら、宮本はなかなか岩永の15を閉めることができない。逆に岩永はリードからのクローズで少しづつ差を詰めていきます。20をクローズ、18をクローズ。しかしリードせずのクローズには流石に宮本も怒りの15クローズ。勝負は残すところブルへ。

ここからの勝負は是非自分で見てほしいと思います。とにかくこの逆転ができる岩永はメンタルもスキルも、女王にふさわしいと思います。結果としてはこの優勝から岩永の大逃げが始まるわけですが、やはりここで競り勝ったことが起爆剤になったんじゃないかな!と思います。

 

PERFECT 2008 第5戦 東京 感想

前回阻止された王者・女王の優勝がここでは再び揃ってきてしまいましたね。この時点で星野は5戦中4勝、岩永は5戦中3勝と、ランキング争いは独走態勢になってきます。年間ランキングというよりは、まずはこの二人に土をつけることができるか、が今後の見どころになってしまうのか。

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