
観戦記 DARTSLIVE.TV MATCH in 鹿児島
ダーツライブマッチのいったん最終回という感じの鹿児島編。この後はWORLDやKAPANの設立でそちらに注力されたのか、フィル・テイラー来日までダーツライブマッチはなくなってしまいました。今回のこの3人は全員現在も一線級で戦い続けているトッププレイヤーで、かなり楽しみです。
しかし動画の冒頭でダーツライブ100Sの宣伝をしているのが時間を感じるな~。「規格は試合用と一緒ですよね?」ってのがちょい面白い。
目次(クリックでとびます)
DARTSLIVE.TV MATCH in 鹿児島 -MATCH 1-

DARTSLIVE.TV MATCH in 鹿児島 -MATCH 1-
第1戦は 座波vs村松。現在日本のハードでは最強、ソフトでも最強クラスの村松ですが、当時でもその地位はほぼ同じ。座波がどこまで食い下がるか。
コークからもわかりますがちょっと座波は硬いですね。ゼロワンはだいぶ差を付けられていしまいました。そしてクリケット。ここでは村松のスタートが好スタートすぎて厳しいですね。いくら後攻とは言え9,9,3,7では先行もかなり打たないとまくられる。その後は村松にもミスが有りチャンスが回ってくるも、トリプル率がちょっと違いましたね…。
DARTSLIVE.TV MATCH in 鹿児島 -MATCH 2-

DARTSLIVE.TV MATCH in 鹿児島 -MATCH 2-
2戦目は小野vs座波。小野のたたっ斬るような鋭いフォームは健在ですが、ここでは少し合っておらず。座波が詰め寄りますが、座波もHATが思うように出ず結局先にトライは小野。しかし156残りなので、そこまで焦ることもなかったのですが、上がり目を出せず…なんて言ったら156きっちり上がるのは小野の凄さか。
しかしクリケットでは小野の微妙なブレが収まらず、座波が完勝と言っていいゲーム。勝負は3Legへ。
お互い合わない立ち上がりから先に目覚めたのは座波。小野は残念ながら最後まで眠ったままと言う感じで終わってしまい、残念。
DARTSLIVE.TV MATCH in 鹿児島 -MATCH 3-

DARTSLIVE.TV MATCH in 鹿児島 -MATCH 3-
最終試合は村松vs小野。現在と違い当時は村松のほうがだいぶ上手(うわて)と言う感じがしましたが、この試合ではどうなるか。
初戦ゼロワンはお互い緊張がほぐれたのか、バチバチなHAT合戦になります。

この小野の力強いフォームと

村松の柔らかい脱力フォーム
どちらでもこれだけ入るのだから凄いです。ダーツに正解はないというか…。
2LEG目のクリケは村松もかなり入れましたが、小野の勢いがすごかったですね。この時代はもはや、トップレベルは先行でもMPR5がギリギリキープという時代になっているのがわかると思います。