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SUPERDARTS2017 2日目の結果と感想 小野恵太優勝おめでとう!

SUPERDARTS2017 2日目

1日目の興奮覚めやらぬ中、今日も再び最高の舞台を見ることができましたので、簡単な感想を書いていきたいと思います。

 

準々決勝第1試合 ポール・リム vs 小野恵太

第1試合はいきなりの注目カードです。生ける伝説ポール・リムに対するは大舞台男、小野。相手が強ければ強いほど燃え上がる小野にとっては最高の相手かもしれません。

しかし今回のこのデータ良いですね。この大会の分だけでしょうけど、選手のスタッツがきちんと分かるというのが面白い。小野凄い数字。

この試合はまず、昨日と同じように第1試合ということもあるのかLEG1ではポール・リムが乗れていません。小野にもミスはありましたが、70を3本でアウトできないという致命的なミスは、この大会の小野相手には迂闊すぎたでしょう。さらにLEG2でもブレイクバックのチャンスに134をアウト出来ず、小野が2連取。

LEG3のクリケットでやっと入り込めてきた感がありましたが、これはあくまでキープゲーム。途中からは流しに入った小野はLEG4で切り替えて180スタート!そこから圧倒的なダーツでリーチを掛けます。

このインブルを絡めた8マークはもはや完璧にゾーンに入っている感じでしたね…。

そしてLEG5はポール・リムの15ダーツにブレイクこそできないものの、小野も4HAT。今日はとにかく小野のブルがすごかった。

あとはクリケが取れるかどうかのLEG6ですが…ここでポール・リムの集中力が切れたのか、3-2-4のロースタート…年齢のせいもあるのでしょうが、やはり競り合いになるときついのかもしれません。このゲームを小野も入り切らないながらも堅実なダーツを打ち、

最後はベッドへの返しのホワイトホースでこのガッツポーズ!素晴らしい高レベルな戦いでした。

 

 

準々決勝第2試合 エイドリアン・グレイ vs ローレンス・イラガン

どちらが勝っても全くおかしくないこの試合、そしてこの勝者が小野恵太と当たるというところでも見逃せない試合。

この試合は2人共投げるテンポが早いということもあり、めまぐるしい戦いになりました。701、クリケットともいほぼ互角の打ち合いでゲームが進み、ここでやはり今回のポイントとなるLEG5-6です。ここをグレイが15ダーツでキープして、LEG6にリーチを掛けた状態で後攻ゲームがクリケットとなる展開はやはり大幅に有利…。

そしてLEG6のスタートは5マークのイラガンに対しグレイが19T-19T-20Tの会心の9マーク!

このR2での6マークでガッツポーズはまだちょっと早いんじゃ…?と、思ったら、燃えたイラガンがやはりBEDを返しましたね(^_^;)

そこから脅威の粘りでイラガンかゲームをひっくり返し、勝負は最終LEG。コークはグレイが勝利し…

ここ。このR3でかなり長い間を取って投げた挙句、大きく外してしまったイラガン…。やはり、テンポを崩すと逆に難しくなりますよね。ここがかなりの痛手となり、勝利はグレイの手へ転がり込みました。

 

準々決勝第3試合 知野真澄 vs 野毛駿平

昨日に引き続き、PとJの対決となります。とは言え昨日の村松は活動はハードがメインとなっていますし、そのためにフル参戦もしていないので、そういう意味では今日の対決は多くの人にとって注目のカードとなったでしょう。

特にこの二人は近年の状況が似ているんですよね。ともに所属リーグの2014年の王者であり、2015年にはトップ5、そして2016年には2位。どちらも所属リーグでは辛酸を舐めていますから、ここで優勝してすべてを挽回したいところでしょう。

この試合は全体を通して見ると…素晴らしいダーツを見せてもらったとともに、両者ともに戦術的なミスが多かったように見られます。先閉めして、プッシュが入らない。先閉めにいって、閉められない。下手にブルパーの51を狙い、アウトできない。特にLEG5、知野の51はミスって17Sにはいった84残りを20Tにいって20S…これは良くなかったなと思います。

ブルパートライの是非はともかくとして、後ろの野毛が136とかなり上がりそうな数字を残してきているので、数字を整えるよりも34で良いからトライすべきでした。もしトライをミスった場合は17が残ってしまいますが、どのみち野毛が上がれば終わりですし、上がれなければそこから3本使えると思えば、17残でも十分です。このブレイクがなければクリケットでは野毛を上回っていた知野ですから、野毛にはかなりのプレッシャーとなり、LEG6ももっと有利な展開にできていたでしょう…。

 

準々決勝第4試合 スコット・カーシュナー vs 鈴木猛大

最近丸くなってきた鈴木が引き締まって見えてしまう重量級対決…

鈴木は勢いに乗るタイプなので、昨日ボリスを破ったイケイケの状態から1日空いてしまっているのがあまり良くはなかったかもしれません。

互いに701はキープし、クリケット。鈴木のホワイトホースを称えるカーシュナーは素晴らしいですね。そしてそのクリケットは鈴木が7点を打ちブレイク。まだ入りきれていない感があるカーシュナーを仕留めるにはボリスと同じで勢いで行くしかありません。しかしLEG5のクリケットは打ち合いにつぐ打ち合いでブレイクバック。

こうなるとコークを取ったカーシュナーがやはり有利…というところでまさかの鈴木のブレイク!これは鈴木いけるんでは?という期待が観客に広まりました。が、LEG4の後半からクリケットではカーシュナーが覚醒し始めていた雰囲気があったんですよね…。そしてこのLEG6で、(鈴木にとっては)悪夢の9-9-3-9という爆発的なダーツで後攻からカーシュナーが襲いかかります。

そして最終LEGへ勝負は移り…

180→20T-18T-19Tの馬という、究極のスタートダッシュを決めたカーシュナー。こうなるともうかなり辛い…鈴木はそこから巻き返すことができず。

 

準決勝第1試合 小野恵太 vs エイドリアン・グレイ

今日、完璧にゾーンに入っている小野と、イラガンとの死闘を制したグレイ。どれだけ凄いダーツが見られるか楽しみ。

まずいきなりの波乱。68を上がれなかったグレイを相手に小野がブレイク。71から7Tをきっちり入れるところも含めて、仕上がってると言っていいでしょう…。そしてLEG2の先行は701を5Rアウト!B-1-Bの冷静な上がりです。小野はこれでこの大会5Rアウト何度目だろう?まるで全盛時のアニーのよう。

続いてのクリケットではLEG3はグレイの圧勝でさくっと終わる。そしてLEG4、お互いに9マークがでない苦しい展開でしたが、そこからやっとの9マークで抜け出した小野がキープ。

キープし続ければいいと言うものの、不利な5-6LEGを戦わなければいけない小野。ただ今日の調子なら5Rアウトの可能性が十分にあり、グレイにはかなりのプレッシャーであることは想像に難くない。が、小野が先に2ミスし、楽になったグレイが余裕の6Rアウト。勝負はクリケットへ。このクリケットはハイレベルな打ち合いになるが、徐々に小野が押していき、グレイが3マークのミスを出すなどジリジリと追いやられていく。

そしてついに出た!17-16-15のビッグラウンド!一気にグレイをブルに寄せきった!これが効いて、ついに小野は決勝へ!

 

準決勝第2試合 スコット・カーシュナー vs 野毛駿平

日本人のPJ対決になるのか、それとも元王者か。何としても野毛に勝ってほしいところ。

701セットはお互いに順当なキープゲーム。しかしクリケットでははっきりと差がありましたね…。カーシュナーの先行ゲームはともかく、後攻ゲームのLEG4。先行の有利を生かされないようにきっちり食らいついていき、野毛のミスを待ちスキを見て一気に攻め落とす力強いダーツで、カーシュナーがブレイク!

あとはコークを取ったカーシュナーが有利な701…。削りは同数で、両者3Rで284残でしたが、きっちりとHATを決めたカーシュナーに対して、野毛は3本目をミスって、更にそれが166残というアンラッキー…。134を6本で上がれば良いカーシュナーはこれをミスするわけもなく、4本でアウト!4-1の早い決着となりました。

 

決勝戦 小野恵太 vs スコット・カーシュナー

この試合は、スーパーダーツの歴代ベストに入ると言ってもいいくらい高レベルで素晴らしい試合でした。家で見ていた私も思わず叫んでしまいました。

https://youtu.be/YfLHHxO7yKI?t=4h11m34s

↑は決勝戦からのYoutubeリンクです。試合の展開はあえて書きませんので、動画は残されているうちに(いつ消されるかわかりませんよ!)、是非自分の目で見てください!結果を知っていても感動すると思います!小野恵太プロ優勝おめでとう!