「SOFT DARTS PROFESSIONAL TOUR JAPAN」や「WORLD」で二本だけでなく世界を舞台に活躍を続けるトッププロ、「えぐちょ」こと江口祐司氏がダーツの練習法・上達法について色々な場所で語った内容をまとめてみました。
目次(クリックでとびます)

江口祐司プロのグリップ・バレル・フォーム
江口祐司プロのグリップ



親指と人差し指で包み込むイメージです。親指にしっかりカットにかかっている事を意識しています。そうすることにより、投げる際、カットの特徴が最大限生かせます!
http://www.dartshive.jp/site/short-tale/grip/darts-grip.html
江口祐司プロの使用バレル


商品説明
江口祐司選手のシグネイチャーモデル、「MARVELOUS」の第3弾。アウトラインとカットがリファインされています。
ダブルリングカットの深さと、今回のミソとなるマイクロカットの幅にこだわり、調整を重ねて完成した今回のモデル。緩やかなテーパー、引っかかりすぎないカットのおかげで、ムダな力が入らず、絶妙なグリップ感・リリースの抜けの良さを提供します。フロントサイドの逆R形状はグルーピングにも有効です。
常に「SIMPLE IS BEST」を目指し、グリップの安心感、拘り抜いたアウトライン、テーパー、カットをぜひ体感してください!
江口祐司プロのフォーム
スロー
・スローラインに入ったところから3本目を投げ終わるまで、気持ちの良い自分なりのリズムで投げ切る
・両足の土踏まずの中に自分の頭が安定した状態で乗っているイメージを持ち体幹を意識して無駄な動きをしない
・全体のリズムを意識して気持ちよく投げる
リリース
・リリースはできるだけ意識しない
目線
・放物線の頂点からボードまでを大まかに見る
逆の手
・1番おさまりの良い場所で無理に固めようとせずリラックスした状態でキープ
江口祐司プロのダーツ練習法・上達法
カウントアップは基本中の基本
―初心者におすすめの練習方法
僕は、最初はもうカウントアップしかやらなかったですね。自分の最高点を目標にずっとやってました。フォームをいろいろ考えながらやったりもしましたけど、ほんとに集中してるときっていうか、自分がいい状態のときは、無意識で体だけ動いてましたね。3時間でも4時間でも、それだけを繰り返していました。
だいたい、僕がどの人に訊いても、「やっぱカウントアップは基本中の基本」「もう、ずーっと狙って、ずーっとやってた」って、みんな言いますね。
どう投げるかのイメージを持つ
―初心者の人もどんなふうに投げたいかをイメージすることが大事
「スローラインに立つ前に、自分が投げてる姿や立ってる場所をしっかりとイメージして、そのイメージ通りの位置に立つ。僕の場合は肩と肘でまっすぐにラインを合わせながら入っていくから、そのラインがしっかり合っているかだけを意識する。そこから先はもう、セットアップしてしまったら一連の動きが始まってるから、途中で止めたりしないで、最後まで投げ切るだけです。初心者の人も、まずは、自分がどんな風に投げたいのか、良いイメージを持って投げることが一番大事だと思います」
そのイメージどおりに体が動かせていれば、結果的に入らない場合でも、あまり考えないようにしていると語る。
最初はブルより広い範囲を狙う
―最初はブルだけを狙うのはやめる
最初から狙ったところに入る人なんていません。まずは、同じような投げ方ができて、ボードに3本とも刺さるように。それができるようになったらトリプルの内側に3本刺さるよう、同じ投げ方をしてあげる。それもできるようになってきたら、さらに狙う範囲をどんどんどんどんちっちゃくしていって、最終的にはブルに入るようにって考えて練習すると良いと思います。
「入れなきゃいけない」じゃなくて、その範囲のリングに3本通してあげるっていう練習をしていれば、だんだんまとまってくると思います。
ブルを狙うための考え方
「ブルは一番投げ慣れているところ。だから意識しないで投げるようにしています。もちろん、意識しないでできるようになるまで、意識して練習することは必要。」
「肩からひじ、ひじから手首。2本の軸を作って、ボードに対してまっすぐになるよう意識してスローする。テイクバックは軸を意識してまっすぐ。そこからひじを上に跳ねあげることで、たまった力を解放するイメージ。手首で投げるのではなく、ひじを上げることを動力とする。」
http://www.dartslive.com/jp/news/event/superdarts/entry17350.html
フォームを確認する際のポイント
「僕がよく気にするのは、フィニッシュ。フォロースルーの形。」
「腕が伸びた時、自分の腕のどこにブルが見えているか。毎回同じところに伸びていれば、腕の振りは同じ。」
「次に確認するのは、ダーツの飛んでいく角度。あとは、指先を使わず腕全体でダーツを投げる。ダーツが勝手に飛んでいくイメージ。」
http://www.dartslive.com/jp/news/event/superdarts/entry17350.html